旬をお届け 今月の成田山 ひとこと説法「今月のひとこと説法」
江戸出開帳

今月のひとこと説法

二十四節気では最も寒い時期である大寒を過ぎると次に立春が訪れます。この頃から徐々に暖かくなっていくので、春のはじまりとされています。
暖かさはやがて暑さとなり、また寒さへと戻っていきます。心地よい暖かさや涼しさも、猛暑や酷寒もひとときのことで、うつろいゆくもの。寒暖が「無常」であることを、私たちは知っています。
寒暖の「無常」を知る私たちも、幸不幸については「無常」を忘れがちです。幸せの絶頂にいる時は、それが永遠に続くと信じ、大切なものを粗末にしてしまいます。苦しみのどん底では、そこを抜け出ることはできないと絶望し、己を見失ってしまいます。
「諸行無常」の教えは、大切なものを見失わず、どんな時にも絶望しないことを私たちに教えてくれます。お不動さまのように、己を見失わずに生きてまいりましょう。
(2018年2月1日)

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